W杯出場決定の喜びとベンチ外の悔しさの両方があった。8大会連続のW杯出場権を獲得した20日のW杯アジア最終予選・バーレーン戦(○2-0)で日本代表FW古橋亨梧(レンヌ)はベンチ外。「悔しかったけど、いい選手がそろっているし、必ず出場権を獲得してくれると信じていたので、いい結果になって良かった」と、個人的な感情を押し殺し、チームの勝利を喜んだ。
「たくさんの人が喜んでいる姿を見られて、その場に立ち会えたことがうれしかった」。25日のサウジアラビア戦(埼玉)も同じホームゲーム。「(W杯出場が)決まったからと言って、次の試合も大事。いい流れを自分にも持ってこれるように頑張りたい」と力を込め、「次の試合もみんなで勝って、笑顔で終われるようにしたい」と連勝を誓った。
バーレーン戦に先発したFW上田綺世が右足首捻挫のためチームを途中離脱。バーレーン戦に途中出場したFW町野修斗はもちろん、古橋にもサウジアラビア戦ではチャンスがめぐってきそうだ。
「(上田と町野について)2人とも体の使い方が上手いし、ポストプレーで体を張れる選手。でも僕もやり方によってはああいうプレーもできる。練習からタイミングを合わせたりということをやっていきたい」
約1年ぶりの代表戦出場となった昨年11月19日の中国戦(○3-1)では限られた出場時間ながら古橋を生かそうとするチームメイトのプレーも見えた。「FWとして結果が大事。ゴールを決めたいし、チームを助けられるようにしたい」と意気込んだ。
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(取材・文 西山紘平)
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