
室内で調整するMF
異なるパターンのコンビネーションを見せられるかも注目だ。W杯アジア最終予選に入って一貫して“攻撃的3バック”を採用している森保ジャパンだが、ここまで全6試合に3バックの左でフル出場していたDF町田浩樹がケガのため不在。一方で負傷明けのDF伊藤洋輝(バイエルン)が昨年6月のW杯アジア2次予選以来の復帰を果たし、最終予選初招集となった。
左センターバックと縦関係を組むことになるMF三笘薫(ブライトン)は最終予選で先発した5試合はすべて町田とのコンビだった。第2次森保ジャパンが初めて3バックを採用した昨年6月6日のミャンマー戦(○5-0)に伊藤は左センターバックでフル出場していたが、この試合は三笘が不在だったこともあり、左ウイングバックと左センターバックという関係性では長らくプレーしていない。
2022年11月27日に行われたカタールW杯グループリーグ第2節のコスタリカ戦(●0-1)は伊藤が後半開始から、三笘が後半17分から途中出場し、それぞれ3バックの左センターバックと左ウイングバックに入ったが、なかなか攻撃でいい形を作れず、0-1の零封負けに終わる悔しさも経験している。
三笘は伊藤の復帰について「ロングボールの質には高いものがある。僕が裏に抜けて蹴るところとか、逆サイドに展開するとかもそうだし、(伊藤には)スピードも対人(の強さ)もある」と歓迎。「ウイングバックで出るならより攻撃に専念できると思う」とイメージを膨らませた。
2月には公式戦3試合連続ゴールを記録し、2月14日のチェルシー戦で決めた得点は2月のプレミアリーグ月間ベストゴールにも選出された。それでも、「好調というより、いろいろ波がありながらもやってきた。チームとしてより一つになって戦えているときは自分の結果も出しやすいし、チームとしての成熟度が高まる中、結果が出ているのかなと思う」と冷静に分析する。
「ゴール前に入っていく回数は以前より増えていると思うし、その分、サイドでのプレーは減っているかもしれないけど、ゴールに直結しやすい動きだったり、監督が求めることをより体現できるようにはなっていると思う」。そう指摘した三笘は「いろんなシチュエーションでのプレー、中でのプレーだったり、後ろでプレーすることもあるし、その一つひとつが経験になって状況判断ができているのかなと思う」と、プレミアリーグでプレーし続ける中での自身の変化、成長について語っていた。
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