今季は“クローザー役”として存在感を放つ遠藤航 [写真]=Getty Images
日本代表MF遠藤航が今回リヴァプールを退団する可能性があるようだ。11日、ドイツメディア『スカイスポーツ』が伝えている。
シュトゥットガルトで主将を務め、ブンデスリーガで2020-21シーズンから2年連続でデュエル勝率1位を記録した遠藤は、2023年夏にリヴァプールへ電撃移籍。初年度から多くの出場機会を得ると、アルネ・スロット監督が就任した今シーズンは序列こそ低下したものの、“クローザー役”として存在感を放ち、プレミアリーグで首位を快走するチームに貢献している。
スロット監督からの信頼も厚く、プレミアリーグ第25節ウルヴァーハンプトン(ウルブス)戦ではわずか20分足らずのプレータイムでマン・オブ・ザ・マッチに選出されるなどファンからの評価も高い遠藤だが、今シーズン終了後にリヴァプールを退団する可能性が浮上しているようだ。
移籍市場に精通する『スカイスポーツ』のフロリアン・プレッテンベルク記者によると、リヴァプールは今夏の移籍市場で数名の即戦力を獲得するべく準備を進めている一方で、既存戦力の売却も検討しているとのこと。定位置確保に至っておらず、未だリーグ戦での先発起用がない遠藤も、アイルランド代表GKクィービーン・ケレハーやイングランド人MFハーヴェイ・エリオット、イタリア代表FWフェデリコ・キエーザ、ポルトガル代表FWディオゴ・ジョッタらとともに放出候補に名を連ねているようだ。
限られた出場機会の中で輝きを放っている32歳の日本代表キャプテンだが、“チーム再編”に伴い今夏に新天地を求めることになるのだろうか。今シーズンの残り試合でのパフォーマンスとともにリヴァプールの判断にも注目が集まる。
By サッカーキング編集部
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