マン・Uをホームに迎えたレアル・ソシエダ、久保建英が導いたPKから同点に追いつく!ELベスト8を目指して“夢の劇場”へ – Goal.com

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マン・Uをホームに迎えたレアル・ソシエダ、久保建英が導いたPKから同点に追いつく!ELベスト8を目指して“夢の劇場”へ – Goal.com

Takefusa KuboGetty Images

【欧州・海外サッカー ニュース】レアル・ソシエダ対マンチェスター・ユナイテッド、初戦はドローに。

6日のヨーロッパリーグ(EL)決勝トーナメント1回戦1stレグ、レアル・ソシエダは本拠地アノエタでのマンチェスター・ユナイテッド戦を1-1のドローで終えた。日本代表MF久保建英は先発出場を果たし、ソシエダの同点弾のきっかけとなるPKを導いた。

カラバオカップ、FAカップでは敗退してプレミアリーグでは14位に位置……来季欧州カップ出場をEL優勝に懸ける凋落のビッグクラブ、ユナイテッドをアノエタに迎えたソシエダ。イマノル監督は前試合バルセロナ戦(0-4)で出場停止だった久保、アゲルドをスタメンとするが、コンディションに問題を抱えていたスビメンディは招集リストに含めながらも結局ベンチ外とした。中盤から前線のスタメンはMFブライス、トゥリエンテス、スチッチ、FW久保、オヤルサバル、バレネチェア。

前半、ソシエダはボールを保持して敵陣で試合を進めるが、5バックを敷くユナイテッドを相手にほとんどチャンスをつくれず(攻撃の組み立てにおいてスビメンディ不在はやはり辛い)。頼みの久保は、右サイドでボールを持てば最低でも1人かわせる鋭いドリブルを見せるが、相対するマズラウィを破っても、レアル・マドリード時代の知り合いカゼミロらのカバーリングに苦しんだ。

ボールポゼッション率で上回っていたのはソシエダだったが、よりゴールに近づいたのはユナイテッド。赤い悪魔は速攻を起点として、ガルナチョらがシュートチャンスを手にしていく。そして37分には、ブルーノがペナルティーエリア内フリーでシュートを放つ場面もあったが、これは枠内に入る前にエルストンドにクリアされている。前半は結局、スコアレスのまま終了した。

迎えた後半、ソシエダはホームの利を生かし切ろうと、より強度のある攻撃を仕掛けていく。この試合初となる決定機を迎えたのは47分のこと。右サイドの久保が縦への突破から右足でクロスを上げ、オヤルサバルがニアに飛び込んだが、これはわずか合わなかった。

ソシエダはその後も前がかり気味で攻勢を仕掛けていったが、57分にユナイテッドの速攻に餌食に。ガルナチョが折り返したボールから、ペナルティーエリア手前のザークツィーにグラウンダーのシュートを決められた。

ビハインドを負ったイマノル監督は63分、アランブル、トゥリエンテスをオスカールソン、パブロ・マリンに代えて攻勢強める。すると68分、久保の導きからPKを獲得することに成功した。

久保はペナルティーエリア手前左からシュートを放ち、カゼミロのブロックによってCKを獲得。日本人MF自らプレースキッカーを務めて高精度のクロスを送り、アゲルドのヘディングシュートを引き出すと、これがブルーノのハンドを誘発した(主審がオンフィールドレビューで確認後に笛を吹く)。このPKを主将オヤルサバルがしっかりと決め切り、ソシエダが同点に追いついている。

いつものピッチに背中を向けてゴールを祝うパフォーマンスを見せるアノエタ。勢いづくソシエダは77分、ブライスがミドルシュートから逆転ゴールをうかがうも、これはGKオナナのセーブに阻まれる。イマノル監督は80分に久保を下げてベッカーを投入。アノエタの観客は、スタンディングオベーションまではいかなかったが、ピッチから退く背番号14に対して喝采を送っている。

ソシエダは84分、ベッカーの折り返したボールから飛び出したオスカールソンがシュートを放つも、これはわずかに枠の左へ。逆転のチャンスは手にしていたものの、結局もう一度スコアを動かすことはかなわず、ドローのまま試合を終えた。なおユナイテッド本拠地“夢の劇場”オールド・トラッフォードでの2ndレグは、3月13日に行われる。

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