「インテンシティーの高い試合で復帰できた」負傷と復帰を繰り返す上田綺世、シーズン最終盤に向けた胸中やいかに!?「自分でビルドアップしていかないと」【現地発】(SOCCER DIGEST Web)

「インテンシティーの高い試合で復帰できた」負傷と復帰を繰り返す上田綺世、シーズン最終盤に向けた胸中やいかに!?「自分でビルドアップしていかないと」【現地発】(soccer-digest-web) スポーツ
「インテンシティーの高い試合で復帰できた」負傷と復帰を繰り返す上田綺世、シーズン最終盤に向けた胸中やいかに!?「自分でビルドアップしていかないと」【現地発】(SOCCER DIGEST Web)

CLインテル戦で途中出場を果たして30分プレー

 今季の上田綺世(フェイエノールト)は負傷と復帰を繰り返している。2月13日のチャンピオンズリーグ(CL)、対ミラン戦(1-0)で先発を飾ったものの、上田は前半いっぱいでベンチに下がり、その後のオランダリーグを2試合欠場した。だから彼にとって3月6日、CLラウンド16の対インテル戦は復帰戦。コンディションに不安が残るなか、0-2のビハインドで迎えた59分からカランサに代わってピッチに入り、30分余りプレーした。 【画像】絶世の美女がずらり! C・ロナウドの“元恋人&パートナー”たちを年代順に一挙公開!  70分、左SBが本職のMFスマルのスルーパスを受けアタッキングサードに飛び出た上田はステファン・デ・フライと対峙して、フェイントを交えて抜き去りにかかったが、オランダ代表CBの粘り強い守備の前にストップされ、シュートまで持ち込むことができなかった。 「動き出しのところはイメージ通りでした。その後減速して、またドリブルしてというところで、なかなか自分のタイミングに持っていけなかったり、間合いが詰まりすぎたりした部分もあった。オン・ザ・ボールのところも含めて、そういうところのクオリティーを上げていかないといけない」  30分余りの出場時間を得た上田だったが、デ・フライとのワン・オン・ワンの場面を除くと目立ったシーンはなく、ボールタッチも少なく、まだプレーのキレを取り戻せてない印象を受けた。 「試合勘も含めて少しずつ自分でビルドアップしていかないといけない。まだまだ良くなると思うし、試合をしていくうちに自分の感覚がよりいいものになってくると思います」  結局、試合は0-2のまま終わり、11日にサン・シーロで行なわれる第2レグにフェイエノールトはすべてを懸けることになった。 「インテンシティーの高い試合で復帰できた。僕的にもチャンピオンズリーグでプレーできることはすごく嬉しいです。ただ、期待されている結果を出さないといけないし、そのための準備をしないといけない」    65分に守護神ティモン・ベレンロイターがジリンスキのPKをストップしたのは大きい。ロビン・ファン・ペルシ監督は試合後、「本当に難しいけれど、それでもうちにも第2レグでチャンスはある。0-3で敵地に乗り込むより、0-2で行ったほうが良い」と語った。  8日に予定されていたリーグ第25節の対フローニンヘン戦を、4月3日開催にスケジュールを変えることで、フェイエノールトはインテルとのリターンマッチに集中して調整することができる。「負けて悔しいかもしれないが、180分勝負を見据えるとGKのPKストップは大きかったのでは?」と尋ねると、上田はこう答えた。 「どんな結果であれ2試合目があるので、勝つための準備をして次に向かうだけかなと思います。次の試合までまだ1週間ある。その間、試合はない。今日の試合で出た課題だったり、しっかり準備できるんじゃないかと思います」

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