イングランドの名門リバプールに所属する日本代表MF遠藤航(32)が出場機会が限られている現状について語った。 遠藤は5日(日本時間6日)開催の欧州チャンピオンズリーグ(CL)決勝トーナメント1回戦第1戦パリ・サンジェルマン(PSG、フランス)戦に向けた記者会見に出席し「彼ら(PSG)のカギとなるのはウイングだ。そしてトップスコアラーは(FWウスマヌ)デンベレだ。我々は彼をケアする必要がある。彼らはみんな優秀な選手だが、我々は自分たちで(優秀であることを)証明するためにここにいる」と意欲を示した。 昨季は主力として活躍しながらも、今季リーグ戦11試合に出場もスタメンはゼロ。そんな現状について遠藤は「あまり試合に出られなかったので少しつらかったけど、僕にできるのはチームを助けることだけだ。出場できるチャンスがあれば全力を尽くす」と前向きな姿勢。その上で〝クローザー〟となる役割についても「僕が出場するのはチームが勝っている最後の15~20分だ。とても難しいことだが、これまで良いプレーができていて、チームにも貢献できている。これからも良いプレーを続けたい」と率直な見解を語った。 また、アルネ・スロット監督については「今シーズン、監督と何度か話をした。監督はいつも私のチームに対する姿勢と模範は『素晴らしい』と言ってくれる。今のところ監督は僕を信頼してくれていると感じている」とコメント。欧州制覇を目指すチームのために尽力する構えだ。
東スポWEB