
大谷翔平 オープン戦に出場せず “投打走”の練習で調整
“投打の二刀流”での復帰を目指す大リーグ、ドジャースの大谷翔平選手は21日、チームのオープン戦には出場せず投打に走塁を加えた練習に精力的に取り組み、来週、バッターとして出場が見込まれるオープン戦に向けて調整しました。
2シーズンぶりの“投打の二刀流”での復帰を目指す大谷選手は、アリゾナ州で行われているキャンプでおととし手術をした右ひじや、2024年シーズンのワールドシリーズで痛めた左肩のリハビリと並行した独自の調整を進めています。
ロバーツ監督は来週中にはバッターとしてオープン戦に出場させる見通しを示していて、大谷選手は21日もキャンプ地で練習を行いました。

まず、ピッチャー陣の全体練習ではキャッチボールで新たに取り組んでいるノーワインドアップのフォームの確認をしたほか、立った状態の相手にこれまでブルペンでの投球練習では投げていない、変化球を交えたキャッチボールをして曲がりを確認していました。

その後、チームはカブスのキャンプ地で行われたオープン戦に向かいましたが大谷選手は同行せず、室内の打撃練習場でマシンを使ったバッティング練習をしたあと、トレーナーとともにグラウンドに移動してベースランニングの練習を行い“投打”に走塁を加えた練習に精力的に取り組んでいました。
一方、前の日のオープン戦で先発した山本由伸投手やこの日、結婚を発表した佐々木朗希投手はキャッチボールなどで軽めの調整でした。