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「守備もめちゃくちゃやる」

 北中米ワールドカップのアジア最終予選を戦う日本代表は、2025年3月20日にバーレーン、同月25日にサウジアラビアといずれもホームで対戦する。次戦でバーレーンに勝てば本大会出場が決まるシチュエーションで、森保一監督はコアメンバー以外に誰を招集するのか。フレッシュなタレントが呼ばれるのか、そのあたりは大いに注目だろう。  W杯戦士の鄭大世氏(2010年大会に北朝鮮代表として出場)は森保ジャパンに「マストで呼びたい」という選手をひとり挙げてくれた。    「マストは平河悠(ブリストル・シティ)です。日本代表のウイングが激戦区なのは分かっていますが、そこに割って入れる実力が彼にはあるはずです」 【画像】日本代表を応援する「美女サポーター」を厳選!  昨季途中からFC町田ゼルビアがコンスタントに勝てなくなったのは「平河が抜けたからです」と断言した鄭大世氏は、この24歳のアタッカーの強みを次のように説明している。 「平河はウイングの他にサイドバックもできます。1対1で仕掛ける力があり、クロスの精度が半端なくて、点も取れる。守備もめちゃくちゃやりますから、正直、非の打ち所がありません。謙虚で人の目を見てしっかりと話すし、ひとりの人間としても素晴らしいです。ですので、今後確実に日本代表に入ります」  そう評された平河は、アジア最終予選で採用中の3-5-2システムならウイングバックが「最適」(鄭大世氏)。複数のポジションに対応可能な利便性も魅力で、確かに即戦力になり得るタレントだ。  鄭大世氏は「堂安(律)選手や伊東(純也)選手とポジションを争えます」と太鼓判を押す。  堂安、伊東に新たな刺激を与える意味でも平河の招集は面白い。ちなみに、平河は24-25シーズンのイングランド2部リーグで29試合に出場し、2ゴール・2アシストを決めている(25年2月28日現在)。 構成●サッカーダイジェストTV編集部

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