ドジャースの佐々木朗希投手(23)が早くも正念場を迎える。8連勝のドジャースは4日(日本時間5日)から敵地でフィリーズと対戦し、2戦目に佐々木の先発を予定。ここで結果を出さなければ3Aオクラホマ降格の可能性もあり、もう失敗は許されない。
しかし、あまりに過酷な環境というほかない。フィリーズは5勝1敗で中地区1位を走り、チーム打率もトップ。佐々木は東京ドームのカブス戦で3回1失点、5四球、ドジャースタジアムのタイガース戦で2回途中を2失点、4四球と2戦をいずれも制球難で早期降板している。表情からメンタルの弱さも指摘され、不正投球の疑惑まで浮上した。アウエーの空気の中、強打線を冷静に抑えることができるのか…。
しかも先ごろ米メディア「ESPN」が発表した「MLB選手ベスト100」の中で佐々木が60位、フィリーズの捕手リアルミュートが89位だったことにある選手が匿名で同メディアを非難。「なぜ佐々木がリアルミュートより上位なんだ。いったいどういうことだ」などと指摘したことも佐々木への〝逆風〟につながっている。
悪条件が重なる中でロバーツ監督は「これからも出場して目立ち続けてほしい。彼は苦戦することに慣れていないので彼にとって反撃するチャンスだ。ブルペンでもよかったと聞いているし、彼が仕事に復帰し、土曜日(次戦)に向けて準備が整ったことをうれしく思う。彼はうまく対処すると思う」と現地メディアに話したが…。この試練を乗り越えられるか。