菅野智之の「未来を変えた出会い」アジアのレジェンド2人「あの時のおかげで今の僕がある」 – ニッカンスポーツ

菅野智之の「未来を変えた出会い」アジアのレジェンド2人「あの時のおかげで今の僕がある」-–-ニッカンスポーツ スポーツ
菅野智之の「未来を変えた出会い」アジアのレジェンド2人「あの時のおかげで今の僕がある」 – ニッカンスポーツ
オリオールズ菅野智之投手(2025年1月撮影)
オリオールズ菅野智之投手(2025年1月撮影)

アジアのレジェンド2人がいたから、今の自分がある。オリオールズ菅野智之投手(35)が、9日に放送されたBSテレ東の「菅野智之の挑戦には物語がある」に出演した。5つの分岐点に分けられ、オールドルーキーのメジャー初挑戦にまつわる話が紹介された。

4つ目の分岐点は「未来を変えた出会い」。自身の投球を支える2人との出会いについて。菅野は11年のドラフトで日本ハムから1位指名を受けたが、入団を辞退。巨人入りを志し、そこから浪人生活が始まった。当時、アリゾナのトレーニング施設で1人目のレジェンドに会った。

ヤンキースで2年連続19勝を挙げ、アジア人初の最多勝を記録した王建民(44)。現地のトレーナーの紹介で出会い、ワンシーム、ツーシームを教えてもらった。24年3月の巨人の台湾遠征で12年ぶりに再会。「あの時のおかげで今の僕があります」と直接、感謝の思いを伝えられた。王建民は「恩人なんておおげさですよ。同じアジア人で互いにサポートしあえたらという気持ちだけでした」と言った。

その王建民から「見習うべき」と、ある日本人投手を教えられた。それが同じくヤンキースなどで活躍した元広島の黒田博樹氏(50)。菅野は言う。「当時の自分に教えてあげたいですね。今やっている事が評価される時が来るよって」と。「黒田さんがすごいツーシームを投げるって聞いて、黒田さんを見るようになりました」と、とりこになった。

「15年のオールスターの時に東京ドームのウエートルームでたまたま2人きりになる時間があって、人伝えだけど、僕が黒田さんを大好きだってことを知っていてくれていて、黒田さんが著書にサインと『頑張れ』って言葉を書いてくれた。人伝えにもらっていたから、その御礼を言わないといけないと思って、その言葉を励みに頑張りましたって伝えて、深い話もしてくれて印象に残っています」と懐かしんだ。

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