大谷翔平の投球フォームの変化を五十嵐亮太氏が徹底分析「リリースポイントが明らかに上がっている」投手復帰時期も予想 – dメニューニュース

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大谷翔平の投球フォームの変化を五十嵐亮太氏が徹底分析「リリースポイントが明らかに上がっている」投手復帰時期も予想 – dメニューニュース

大谷翔平の投球フォームの変化を五十嵐亮太氏が徹底分析「リリースポイントが明らかに上がっている」投手復帰時期も予想

ブルペンで投球練習を行う大谷翔平選手(写真:Imagn/ロイター/アフロ)

元メジャーリーガーの五十嵐亮太さんが、MLB・ドジャースの大谷翔平選手の投球フォームの変化について語りました。

32日ぶりにブルペンで投球した大谷選手。この日はストレート12球、ツーシーム8球の合計20球を投げ込みました。なぜ1ヶ月ほど間隔が空いたのかについて、五十嵐さんは「二刀流をやることでの負担が大きくなっていたので、休めるという意味でもあけた」と分析。また「東京シリーズの時でもしっかりキャッチボールで強いボールで投げることができていたので、慎重にはいきつつも順調なのかな」といいます。

この日を含めてブルペンで5回投球練習をしている大谷選手。しかし、投げたボールはストレート、ツーシーム、カットボールの3種類のみでした。この狙いについて五十嵐さんは「自分のフォームを固める意味では、まっすぐに近い握りだけを変えたボールなんです。」とコメント。さらに「スイーパーとかスプリットとなると、肩や肘への負担や、投げる肘の角度や高さが変わるので、そういったところを意識しているのではないかなと思います。ツーシームであれば右側に曲がるボールなので負担を減らすことができる。カットボールも角度をちょっと入れられればいいだけなので、肘の負担を減らすことができると思います」と語りました。

2年前に2度目の右肘じん帯を損傷した大谷選手。二刀流復帰に向けて、投球での肘への負担を減らすためフォームを修正しているといいます。キャンプ中の大谷選手を取材した五十嵐さんは、2023年のフォームと比べて「リリースポイントが明らかに上がって、体を縦に使う要素が強くなっている」と変化を感じていました。

そしてフォームの変化によって、大谷選手の代名詞であるスイーパーは投げなくなるのかという疑問について、五十嵐さんは「2023年と同じスイーパーは投げられないと思います。そうなると、横の曲がりの大きさよりも、縦変化が強くなる。スイーパーではなく、縦に大きく割れるスライダーになるかもしれない」と大谷選手の新たな球種になる可能性があると示唆しました。

五十嵐さんは、投手としての大谷選手の復帰時期については7月頃だと答え、「ポストシーズンでは投げたいと話しているので、8月にはある程度な状態、9月にはそこそこ、10月はいけるよって感じにしたいと思う」とポストシーズンを見据えて7月復帰と予想。その場合、何勝できるかについては「6〜7勝ぐらい。10勝いったらたまげますね。でもそれやりそうだよね、そういうのやっちゃうからこっちもこまっちゃうよね」と大谷選手の底知れないすごさを語りました。

(3月30日放送 日本テレビ「Going! Sports&News」を再構成)

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