佐野海舟、数年後はビッグクラブでプレー？マインツSDが断言「彼にはそれほどのポテンシャルがある」(GOAL)

マインツのニコ・ブンガートSD（スポーツディレクター）はMF佐野海舟は数年後にはビッグクラブでプレーしていることを確信しているようだ。地元紙『アルゲマイネ・ツァイトゥング』のインタビューで語っている。 佐野は昨夏、鹿島アントラーズから完全移籍でマインツに加入した。24歳のMFは新天地でこれまでの公式戦すべてに先発し、そのほとんどでフル出場。中盤の一角として大きな存在感を放ち、現在3位につけるチームの今季の快進撃に大きく貢献している。 また、中盤でコンビを組むMFナディエム・アミリやエースFWのヨナタン・ブルカルトに続いて、佐野の去就にも注目が集まりつつあるようだ。一方で、ブンガートSDは現時点で同選手の流出を心配していない様子。インタビューでは次のように話している。 「海舟には、数年後に本当に大きなクラブでプレーするほどの信じられないほどのポテンシャルがある。とはいえ、彼はブンデスリーガでまだ半年しかプレーしていないため、大陸を移ってきたというのもあり、ここでもっとプレーを安定させるのが望ましいだろう。来季も間違いなくマインツにいると信じているよ」 なお、昨夏にU－21ドイツ代表MFブラヤン・グルダのブライトン移籍でクラブレコードの3000万ユーロ＋ボーナスとされる移籍金を得たマインツだが、ブンガートSDは当面は選手を売却する必要はないと強調。「我々には手放さなければならない選手はいないし、どんな金額に対してもいつでも『ノー』と言えるようになった。それは大きなアドバンテージだろう」と語った。