ドジャース 大谷翔平 オープン戦で2安打 開幕に向け好調示す – nhk.or.jp

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ドジャース 大谷翔平 オープン戦で2安打 開幕に向け好調示す – nhk.or.jp

大リーグ、ドジャースの大谷翔平選手が6日のオープン戦で今シーズン初めて4回打席に立ち2本のヒットを打って開幕に向けて好調ぶりを示しました。

2シーズンぶりの“投打の二刀流”の復帰を目指す大谷選手は、ここまでバッターとしてオープン戦3試合に出場し、いずれもヒットを打つなど順調に調整を進めています。

6日はアリゾナ州のキャンプ地で行われたレンジャーズとのオープン戦に1番・指名打者で出場し1回の最初の打席でプロ野球のヤクルトでプレーしたこともあるブキャナン投手のアウトコースのカットボールをレフト線に運び、いきなりツーベースヒットを打ちました。

このあと、1アウトから3番のフリーマン選手のレフトフライで三塁にタッチアップした大谷選手は、左肩の脱臼の再発を防ぐため左手を地面につけないスライディングを見せ、チームの先制点につなげました。

先頭バッターで迎えた3回の第2打席は155.4キロのストレートに差し込まれてレフトフライ、4回の第3打席は2アウト一塁の場面で、インコースのカットボールに詰まってセカンドゴロに倒れました。

このあと大谷選手は6回にオープン戦で初めて4回目の打席に立ち、速球を捉えて打球速度171.5キロの鋭い当たりをレフト前に運びました。

大谷選手はここで代走を送られて交代し、この試合は4打数2安打で4試合連続ヒットとして打率を4割1分7厘に上げ、開幕に向けてバッターとして好調ぶりを示しました。

レンジャーズ先発はヤクルトで3シーズンプレーの投手

この日のレンジャーズの先発は、プロ野球のヤクルトで2017年から3シーズンプレーしたブキャナン投手で、大谷選手にツーベースヒットを許すなど1回を投げて1点を失いマウンドを降りました。

大谷選手との対戦を振り返ったブキャナン投手は「ホームランになるようなスイングはさせなかったが、本当にいいバッターだった。ホームランにならなかったのでよかった」と笑顔を見せました。

日本では大谷選手との対戦はなかったということで「来日1年目に日本ハムを相手に完封勝利をあげた時、ヤクルトのチームメートからは『翔平が出ていないから、完封にはカウントされない』と言われた。きょうは当時のことを彼と日本語で話してみたかった」とヤクルト時代のエピソードを懐かしんでいました。

そして球団マスコットの「つば九郎」の担当スタッフが亡くなったことについて聞かれると、「いつも陽気で私にも家族にもフレンドリーに接してくれた。家族でつば九郎と一緒に撮った写真は家にある。残念で本当に悲しい」と話していました。

佐々木 内野手との連係確認で戸惑う様子も

2日前にオープン戦に初登板した佐々木朗希投手はこの日のオープン戦には出場せず、投手陣の全体練習に参加しました。

ウォーミングアップやキャッチボールのあと、ランナー一塁三塁の場面で、一塁ランナーが飛び出したという想定で内野手との連係を確認する練習に取り組みました。

ピッチャーがプレートを外してランナーを挟むという内容で、大リーグ2年目の山本由伸投手は無難にこなしていましたが、佐々木投手はプレートを外したあと、キャッチャーからの指示が聞き取れなかったのか、ボールを持ったまま戸惑った様子を見せる場面がありました。

佐々木投手はいったん仕切り直したあとは正確なプレーを見せ、その後、36歳のベテランのトライネン投手からアドバイスを受けてプレーを振り返っていました。

このあとは投球動作の解析などに詳しい、マイナーチームのヒル投手コーチとともにグラウンドに座っておよそ10分間話し込み、ランニングをしてこの日の練習を終えました。

佐々木投手は11日、日本時間の今月12日に2回目のオープン戦のマウンドに上がる予定です。

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