リバプールのアルネ・スロット監督が日本代表MF遠藤航について言及。改めて賛辞を贈っている。『リバプール・コム』が伝えた。
26日に開催されたプレミアリーグ第27節でリバプールはニューカッスルをホームに迎えた。ベンチスタートとなった遠藤に出番が訪れたのは、2-0とリードして迎えた後半32分。限られた時間の中で自らの役割をきっちりとこなし、2-0での逃げ切りに貢献した。
シーズン序盤はスロット監督の信頼を得られずに出場機会は限られたが、安定したパフォーマンスと信頼性の高さで指揮官の評価を徐々に獲得してきた。今季公式戦の先発出場は4試合で、プレミアリーグに至ってはゼロだが、試合の流れを断ち切る能力やポゼッションの安定、重要な場面でのファウル獲得などで存在感を発揮している。
僅差の試合を締めくくる重要なピースとなっており、スロット監督はここ数週間、遠藤の重要性を強調しており、ニューカッスル戦後の記者会見でもピッチ内外で特別な存在である理由について語っている。
「彼のことはサッカー選手としても、一人の人間としてもとても高く評価している。チームがどれだけの時間、彼を必要としているかに関係なく、彼は常に準備している。彼が特別なのは、どんな状況でも全力を尽くすところだ。私がこれまで指導してきた選手の中にも、彼と同じような立場の選手がいたが、試合に出られなかった翌日や2日後の練習でエネルギーを持って取り組めない選手は少なくない」
「しかし、彼はどの曜日であろうと、試合に出たかどうかに関係なく、毎回のトレーニングで最高のパフォーマンスを見せてくれる。そして、その積み重ねがあるからこそ、チームが彼を必要とする時に必ず結果を出してくれる。今日のようなパフォーマンスを見せられるのは、彼の大きな強みだ」
スロット監督は遠藤のプロ意識の高さとチームへの影響力を評価。限られた時間の中でもリズムをつかみ、重要な役割を果たしていることを改めて強調した。
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