◇MLBオープン戦 ドジャース8-4レンジャーズ(日本時間7日、キャメルバック・ランチ)
レンジャーズのデービッド・ブキャナン投手がドジャースとのオープン戦に先発登板し大谷翔平選手との対戦を振り返りました。
ブキャナン投手は2017年シーズンからヤクルトに3年間在籍し、通算71試合で20勝30敗、防御率4.07を記録。今季からレンジャーズとマイナー契約を結んでいます。
この日、先発としてマウンドに上がったブキャナン投手は初回に「1番・DH」で出場した大谷選手と対戦。2ボール2ストライクから外角へのボールを三塁線へ流され2塁打を許しました。その後MVPトリオのベッツ選手とフリーマン選手は打ち取るも、2アウト三塁から味方の失策で1点を失い、1回1安打1失点で登板を終えました。
試合後、MVPトリオとの対戦について「(ドジャースの)ホームで彼らと対戦するのはいつでも楽しい。彼らの背後には多くのファンがいて、多くのエネルギーが彼らを支えている。長い間彼らと対戦していなかったから、楽しかった」と振り返ったブキャナン投手。
大谷選手との対戦について「私は彼をアウトにしようと、またはホームランを打たれないようにした。彼はいいバッターだから、インコースやアウトコースいろいろな球を混ぜて」と明かし、「彼は軽めのスイングで、時速100マイル(時速約161キロ)を叩き出すことができる。彼は本当にすごい」と大谷選手を称賛しました。
日本で大谷選手との面識について「なかったから彼と話がしたかった。日本語で話してみたい」と語り、「僕が日本にいたときの1年目に彼のチームをシャットアウトしたことがあったけど、スワローズの友達から『ショウヘイがプレーしていないからノーカウントだよ』といわれた」と笑顔で答えました。
なお、この日大谷選手は4打数2安打で、オープン戦4試合連続安打をマーク。打率は.417と順調な仕上がりを見せています。