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ナショナルズの一員としてメジャーで第一歩を踏み出す小笠原慎之介
日本時間1月25日午前4時ごろ、ワシントン・ナショナルズの公式Xが「buzzer beaterrrrrrrr」と投稿した。中日からポスティングシステムを利用してメジャー移籍を目指していた小笠原慎之介の入団を発表したのだ。
終了間際の“電撃決着”
それにしてもバスケットボールなどでおなじみの「ブザービート」とはどういうことか。実はその日の同午前7時がメジャー全球団との交渉期限だったのだ。つまり、残り3時間での合意。終了間際に決めてやったぜという球団の歓喜と興奮が伝わってくる表現だ。もう一方の当事者である小笠原も「ブザービート」成立に向けて、実にあわただしかった。何せ発表の2日前まで、名古屋の自宅にいたのだ。
「23日の早朝に代理人から連絡が来ました。じゃあワシントンに今すぐ来いと」
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ナショナルズからのオファーの詳細を聞き、判断を尋ねられた。報道によると総額350万ドルの2年契約。小笠原が「イエス」と答えたところで、ワシントンへのロングフライトが始まった。
ナショナルズは直前でオファー
ただし小笠原によると予想していたのは別の球団で、ナショナルズは一気にオファーし、一気に合意に達したようだ。それも縁。ワシントン到着後に正式契約を終え、メジャー40人枠にも登録された。
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