「守備範囲が広いし1対1も強い。自分がカバーリングして、戻って、身体を張ってスライディングして止められる」
現状の日本は、ボランチで遠藤航、守田英正、田中碧、鎌田大地が起用されているが、前園氏は佐野が割って入るとみているようで、「来年のワールドカップには絶対に入ってくると思う。それくらいサッカー能力が高い選手」と賛辞を続けた。
また本大会での日本の最終結果は、ベスト4と予想。そのうえで前々回と前回大会の結果に触れ、これまでとは状況が違うと主張する。
「これまでの最高はベスト16です。最初にベスト16に行ったのは日韓大会なので、2002年です。『もしかして、日本はその上に行けるかな』となったら、次の4年後はグループステージ敗退。これを繰り返していました。18年のロシア・ワールドカップで西野(朗)監督がベスト16に(導いた)。で、また繰り返しかと思ったら、森保(一)監督が22年(のカタール大会)でまたベスト16。初めてなのですよ、ベスト16が続いたのは」
そして、ターンオーバーが可能な選手層を誇り、18年に就任して22年からは2期目を迎えた森保監督のもとでチームが成熟してきたために、準決勝進出も可能だとした。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
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