「J2やJ3もこういう文化になってほしい」
やはり、“もっている”男だ。 現地時間2月24日に開催されたチャンピオンシップ(イングランド2部)第34節で、田中碧を擁する首位のリーズは、勝点2差で2位のシェフィールド・ユナイテッドと敵地で対戦。3-1で天王山を制し、プレミアリーグ復帰へ前進した。 【動画】89分に田中碧が超劇的決勝弾!大熱狂でお祭り騒ぎ 決勝点を挙げたのは、主軸を担っている田中だ。14分にオウンゴールで先制を許すも、72分にジュニオル・フィルポが同点弾を挙げて迎えた89分、背番号22はCKの流れからファーで鋭く反応。ヘディングで押し込み、土壇場でチームを逆転に導いた。 勢いに乗るリーズは、そのわずか1分後にヨエル・ピローがダメ押し点をゲット。負ければ首位陥落という状況下で、終盤に勝負強さを発揮し、シェフィールド・Uとの勝点差を5に広げた。 SNS上では勝利の立役者となった田中への賛辞が殺到。次のようなコメントで溢れている。 「首位攻防戦で勝利のゴール!こんなん泣くわ」 「田中碧ってまじでなんかやってくれるよな」 「やっぱここぞって時に持ってる男」 「大きな試合、重要な試合で結果を残せる選手」 「ポジションと感覚の良さ。さすが碧としか言いようがない」 「こういう場面で大仕事をしている場面は何度も見てる。偶然じゃない」 「リーズの英雄になってて凄い」 「来年はプレミアで碧を観れるのか」 田中が得点した瞬間、実況は絶叫し、アウェーサポーターは大熱狂。超が付く盛り上がりも大きな注目を集めており、「スタジアムの熱狂がすごい!」「チャンピオンシップは熱くてタフ。J2やJ3もこういう文化になってほしい」といった声も。 図抜けたフットボール熱の高さを感じる瞬間となった。 構成●サッカーダイジェストWeb編集部