セルティックのFW前田大然が9日、スコティッシュカップ準々決勝のハイバーニアン戦で公式戦4試合連続ゴールを決め、2-0の勝利に貢献した。
前田は前半39分、FWニコラス・ゲリット・キューンのシュートがGKに弾かれたところへ素早く反応。右足でゴールに蹴り込んで先制点をもたらした。前田は先月のリーグ月間MVPを受賞するなど活躍を続けており、これで直近の公式戦4試合5得点。今季の公式戦は41試合27得点となっている。
その後もキックフェイントで相手をかわしてGKと1対1になるなど、前線で存在感を発揮。惜しくも自身の2点目を奪うことはできなかったが、セルティックは2-0で勝利して4強入りを果たした。
『ザ・スコティッシュ・サン』によればロジャース監督は前田の得点について、「狭いスペースでの予測とDFを振り切ったことでの先制点だった。彼はロールモデルだと思う」とコメント。また「彼が先週獲得したPKも(倒れずに)踏みとどまろうとしていたんだ。試合に対してとても誠実だ」と話し、そうした心構えも若手選手のお手本になることを示した。
その上で「彼はターゲットマンではないけれど、全ゴールを見てみると異なるタイプで得点している」とロジャース監督。「真っ直ぐな9番(センターフォワード)ではないかもしれないが、点取り屋だ。得点を奪うことができ、自信を深めている」と前田の攻撃センスを称賛した。
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